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プロゴルファーを目指す

プロゴルファーの仕事の内容は?
収入は?(¥▽¥)
プロゴルファーになる方法は?
プロゴルファーを目指す人が気になりそうなことをまとめてみました。

プロゴルファーの仕事の内容

プロゴルファーの仕事内容は大きく分けて2種類あります。

  • ツアープロ
  • ティーチングプロ

ツアープロ

ツアープロ

ツアープロとは、全国各地で開催されるゴルフ大会に出場するプロゴルファーを指します。

トーナメント一覧 国内男子
https://www.golfnetwork.co.jp/jgto/schedule
トーナメント一覧 国内女子
https://www.golfnetwork.co.jp/jlpga/schedule

ツアープロの収入

日本オープンゴルフ選手権競技では、賞金総額2億1千万円、優勝賞金4,200万円とあります。
優秀な選手には企業がスポンサーについて、企業の広告塔として活躍することにより、更に資金を得ることも可能になります。
人気が出れば、CM出演やTV出演などで更に出演料などの収入を得ることも可能になるでしょう。
男子プロの賞金ランキングは以下です。
https://news.golfdigest.co.jp/jgto/ranking/2020/

ツアープロの費用

大会に出場するためのエントリーフィーはすべて自費になります。
それとは別に、旅費交通費、食費、そのコースの情報が掲載されているヤーデージブック、キャディーフィーなどの経費も全て自費です。
キャディーフィーは、1日1万円ほどの日当とは別に、キャディーの旅費交通費などの費用と、賞金の10%が相場と言われています。
コースの調査能力に長けた優秀なキャディーは、選手と専属契約を結んでいることが多い為、勝てないプロより遥かにを稼いでいることになります。

ティーチングプロ

ティーチングプロ

大会の賞金で食べて行けるプロは全体のほんの数%であり、ほとんどのプロは賞金での収入がありません。
その為、一般人にゴルフ指導を行い、レッスン料を得て生活費や大会参加の費用を稼いでいるツアープロが大半です。

ティーチングプロは、ゴルフ場や打ちっぱなしのゴルフスクールに所属するのが一般的です。

日本でプロになる方法

男子は日本プロゴルフ協会(JPGA)、女子は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から認定されることで、プロを名乗ることが出来ます。
認定されるためには2通りの方法があります。

  • プロツアー大会で優勝する
  • プロテストに合格する

ツアートーナメントで優勝する

ツアートーナメントで優勝するとプロ宣言を行うことが出来ます。
プロ宣言を行えば、協会が認定します。
ただし、大会に参加するには年齢制限があります。
男子は16歳、女子は18歳から大会に参加可能です。

プロテストに合格する

ほとんどの人は、テストに合格してプロゴルファーになります。
男子と女子で開催している協会が違います。
合格率は5%ほどだそうです。

公益社団法人 日本プロゴルフ協会(JPGA)
https://www.pga.or.jp/bl_protest/
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)
https://www.lpga.or.jp/page/qualify/

※公益社団法人と一般社団法人の違い

一般社団法人:設立時社員2名以上いれば登記のみで簡単に設立できる法人。 主務官庁の許可を必要としない。 
公益社団法人一般社団法人の中でも公益認定等委員会から公益性を認定された法人。 税制上の優遇措置を受けることができる。

PGA資格認定プロテスト(男子)

受験資格

「申込年度(2021年1月1日~12月31日)に16歳以上の者で国籍は問わない」とあります。

詳細な受験資格や申込み方法は、以下をご参照ください。
https://www.pgatour.jp/protest/2021/pre/

トーナメントプレーヤー入会の流れ

大まかな流れは以下です。

1.プレ予選
2.1次プロテスト
3.2次プロテスト
4.最終プロテスト
5.新人戦
6.PGAティーチングセミナー
7.入会セミナー

プレ予選のプレは「preliminary」の略で、(競技などの)予選を意味します。
つまり「予選予選」と言うことになります。
なんかちょっと面白いですね(*´艸`*)

プロテスト受験者は、書類審査の後、プレ予選、第1次、第2次、最終プロテストまでの4つの段階からなる実技テストを受験。
最終プロテストで50位タイまで入った受験者が、実技テスト合格となります。

詳細なトーナメントプレーヤー入会の流れは、以下をご参照ください。
https://www.pgatour.jp/protest/2021/flow/
各テストの受験資格を見ると、何らかの条件を満たせば、テストが免除になると言うことがわかります。

JLPGAプロテスト(女子)

女子の実技プロテストは、1次プロテスト、2次プロテスト、最終プロテストの3ステージとなります。

受験資格

年齢に関する条件は、最終プロテスト開催年度4月1日時点で満17歳以上の女子(出生時)です。

各ステージの受験資格要件は、JLPGAの受験資格要件をご参照ください。
https://www.lpga.or.jp/page/qualify/pt/2020/summary

PGAティーチングプロ資格認定制度

PGAティーチングプロ資格認定制度について、まとめます。

受験資格
  • 受験年度に20歳以上に達する者
  • PGA在籍10年以上の会員が推薦する者
  • ※Aに定める団体が推薦する者
    注・上記資格は受験年度に20歳以上に達する者
  • 日本女子プロゴルフ協会が推薦する者
  • 上記以外でPGAが特別に認めた者
※A
  • 東日本ゴルフ場支配人会連合会
  • 静岡県ゴルフ場協会
  • 中部ゴルフ連盟支配人会プロ部会
  • 近畿地区プロゴルフ会
  • 中四国プロゴルフ研修会
  • 九州プロゴルフ研修会
  • 全日本ゴルフ練習場連盟(関東支部、関西支部、中四国支部、九州支部)
  • 中部ゴルフ練習場連盟
フロー
  1. 申込応募
  2. 書類審査
  3. プレ実技審査
  4. 実技審査
  5. 筆記試験・面接審査
  6. ティーチングプロB級講習会 構成:前記・後期6学期制、合計26日間
    • ティーチングプロB級講習会 前記
      構成:4学期制、16日、120時間(予定)
      内容:座学講習、レポート課題、実技指導、各種検定試験
    • ティーチングプロB級講習会 後期
      構成:2学期制、9日、77時間(予定)
      内容:座学講習、レポート課題、実技指導、各種検定試験
    • 入会セミナー
      構成:1日、5時間(予定)
      内容:座学講習
  7. PGA入会 ティーチングプロB級資格取得
  8. ティーチングプロA級講習会
    ・A級専門科目講習会・16日間
    ・2012年度より、A級講習会ではジュニア指導員資格が取得出来ます。
  9. ティーチングプロA級資格取得

※Aに定める団体が推薦する者は、1.申込応募、3.プレ実技審査を省略出来ます。

プロテストの受験料

トーナメントプレーヤー(男子)

プレ予選から最終プロテストまで受験した場合、307,000円、合格後に入会金が460,000円、入会後の年会費が45,000円、合計で812,000円、別途プレーフィーや旅費交通費がかかります。
合格率は5%ほどなので、95%の人が受験料とプレーフィーと旅費交通費だけ消えてしまうと言うことになります。
受験することすら難しいですね( ⚈̥̥̥̥̥́⌢⚈̥̥̥̥̥̀)
https://www.pgatour.jp/protest/2021/money/

トーナメントプレーヤー(女子)

受験料とエントリーフィーが290,000円
入会金が600,000円
年会費が72,000円です。
https://www.lpga.or.jp/page/qualify/pt/2020/summary

ティーチングプロ

受験料が64,000円、審査が通った場合、講習会受講料の前期が401,500円、後期が236,500円で、合計702,000円かかります。
https://www.pgatour.jp/teachingpro/2021/common/

まとめ

沢山優勝すれば、多額の賞金を得られ、テレビ番組やCMに出て出演料も沢山得られるますが、負ければ何も得られない上に、エントリーフィーや旅費交通費など沢山経費がかかります。
スポーツは崇高なものですが、プロの世界に限っては、負けて得るものは何も無いと思います。

プロゴルファーを目指すより、サラリーマンを目指した方が良いかもしれません(´∀`*)
雨の日に傘でゴルフの素振りをするのも楽しいでしょう。